生命科学の国際的な基地をめざします。
人づくりのパイオニア県をめざします。
食文化のふるさととなることをめざします。
江戸の昔から、富山は「薬のとやま」として知られてきました。
富山の薬売りが、全国を巡って薬を売り歩くことで、人々のいのちや健康を守ってきたのです。
今、体の健康に関しては、薬の開発はもちろん、遺伝子やナノテクノロジーを利用した新しい技術が次々と研究されています。それとともに、「こころの健康」や健康に深い関係をもつ「食べ物」にも、関心が高まっています。
この章では、「いのち」や「こころ」をキーワードに努力を重ねた先輩の話を通して、豊かに生きていくということについて考えてみましょう。