ギャラリー
大島 小百合さんが「自然保護官になりたい」という夢を抱きながら、立山自然保護官事務所に短期入門した様子を紹介します。
期間:平成29年8月7日(月)
立山自然保護官事務所
立山自然保護センター 室堂平 ほか
自然が大好きなのですが、環境破壊のため多様な生物が生きにくくなっていることを知りました。この現状を変えるためにできることは何かを学びたいと思います。今回の入門では、自然保護官の木村慈延さん、自然保護官補佐の山本美智子さんほか、大勢の方々にお世話になりました。

立山室堂へ行くのは初めてです。とても楽しみで、わくわくしていました。
   

今回入門・活動した場所の地図です。ミクリガ池を一周してきました。

立山自然保護センター
自然保護官の制服を着させていただきました。左腕には環境省のワッペンがついていて、身が引き締まりました。
立山自然保護センターで、国立公園の保護と利用について説明をきいているところです。自然保護官の役割についても教わりました。

富山県ナチュラリストの活動について
ナチュラリストの藤堂さんに、外来植物の除去について教えてもらいました。外へ出るときは、外来植物の侵入を防ぐため、靴裏の土や種を落とします。
西洋タンポポと日本タンポポの違いを知りました。西洋タンポポの除去の仕方を教えてもらい、実際に作業をしました。
ハイマツはライチョウの住みかになり、その種子はライチョウのエサになります。また、ホシガラスが埋めた種が芽を出して増えていきます。

チングルマは草ではなく、低木です。

立山リンドウには青い斑点があります。

ミヤマキンポウゲです。小ぶりで背の高い高山植物です。

山岳警備隊の方にインタビュー
山岳警備隊の松井さんに、立山の安全を守る山岳救助の仕事について教えてもらいました。とても体力がいる仕事なので、1日に8時間くらいのトレーニングをするそうです。

立山室堂
巡視の途中に、立山室堂の見学をしました。日本最古の山小屋で、1980年代まで実際に宿泊施設として使われていたそうです。現在は国の重要文化財となっています。

立山室堂山荘でインタビュー
立山室堂に隣接しています。オーナーの佐伯さんに、山荘での仕事について教えてもらいました。ここでは、人を泊める、トイレを貸す、その他、山へ来た人が便利に過ごせるように様々な仕事をしているのだそうです。山のなんでも屋さんだと思いました。

火山ガス対策ステーション
火山ガス対策施設の見学や関係者への聞き込みを行いながら巡視をしました。地獄谷は現在火山ガス活動が活発なため、立ち入りが禁止されています。エンマ台〜大日展望台間の歩道は風向きにより火山ガスの濃度が上昇する場合があります。普段のパトロールは,ガス探知機を持ち、交代で行くそうです。ステーションのモニターでは、風向きや風速を監視し、危険があるときは山荘などの施設に連絡がいく仕組みになっています。

おわりに
今回の入門で、立山の自然、安全について多くのことを学びました。身近な自然を守るためには、美しい自然を「見て伝える」ことが大事だと、木村さんに教わりました。もっとたくさんの人に自然の大切さを知ってもらい、みんなで自然を守っていけたらいいと思いました。将来は自然保護官になりたいという気持ちが、さらに強くなりました。