平成4年度 学術研究部門(生物学)
小松 美英子 氏

現在の所属・活動
富山大学大学院理工学研究部(理学)において教育と研究に従事している。
研究では「棘皮動物の生殖と発生の多様性とその系統学的意義」について行っている。
特に最近、“生きている化石ヒトデ”の遺伝子解析を行い現存するスナヒトデ類に近縁であることが明らかになった。
また、本種の発生を観察し、スナヒトデ類同様にビピンナリア幼生を持つかどうかを調べ進化発生学的に考察する。

主な経歴・受賞歴
1989年文部省長期在外研究員(アメリカ、カナダ)
1992年とやま賞(学術研究部門)受賞
1994年富山大学理学部生物学科教授
2008年〜2011年富山大学男女共同参画推進室長
2009年日本動物分類学会賞受賞
2012年日本動物学会 ZOOLOGICAL SCIENCE Award 賞受賞

とやまへのひとことメッセージ
富山湾は豊かで、いまだに名前のない海産動物が棲んでいます。
未知の科学的発見も私達の夢ではありません!

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