平成元年度 学術研究部門(地球科学)
川崎 一朗 氏
 
現在の所属・活動
 
富山県立大学工学部 客員教授  
 
(1) 立山黒部周辺について,地震学的手法による立山・黒部の深部構造の研究,GPS,同位体年代学などに基づく立山・黒部隆起のまとめ,
(2) 列島規模・地球規模では,東北地震に伴ったM8.4スーパーサブ地震,周期10秒〜15秒の島弧地殻の共鳴,周期150秒〜1000秒の全マントル共鳴 などのまとめを行っています。
2021年11月に,(1)と(2)を中心に『立山の賦 地球科学から』を桂書房から出版しました。
 主な経歴・受賞歴 
  1970年3月 東京大学理学部地球物理学科 卒業
1976年3月 同理学系大学院地球物理課程修了 学位取得
1978年4月 富山大学理学部地球科学科 助教
1979年9月〜1980年8月 MIT地球惑星大気科学教室 客員研究員
1984年9月〜1985年8月 コロラド大学環境科学共同研究所 客員研究員
1993年4月 富山大学理学部地球科学科 教授
2002年2月 京都大学防災研究所 教授
2010年3月 同定年退職
2010年4月〜2014年3月 立命館大学歴史都市防災研究センター 客員教授
2015年4月 富山県立大学工学部 客員教授
 

とやまへのひとことメッセージ
 
富山と立山の素晴らしい自然を理解し,大切にしましょう。それは地域の自立の礎であり,若い方にとっては将来の最先端の研究につながるものです。  
  
 Last Update
 
令和6年12月

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