「とやまの歌」
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 昔、就寝前のひと時、親から子に唄って伝えるほほえましい情景がありました。
 わらべ唄には単純な節、語呂のおもしろさ、工夫された唄い方など、一つひとつに長い年月の味わいが秘められています。そして、昔の人の暮らしや素朴な願い、夢や憧れ、 美しい人情が歌いこまれています。先祖の風俗、習慣、生活様式を知る手がかりともなるのです。 受け継がれる間にことばや節が変わり、人によって違ってくるのはやむを得ませんが、 遊びとともに伝えられたという点では共通しています。
 いまはもう、唄われることもなくなってしまいましたが、わらべ唄はことばの延長線上に あるものです。日本のことば、地域のことばのリズムや調子がそのまま唄になっているので すぐに思い出し、なじめることでしょう。
 21世紀は心の時代と言われています。地域に伝わるわらべ唄に本当の「心のふるさと」を 再発見してみましょう。
 わらべ唄をもとに振り返ることの少ない自然にもっと目を向けたり、古いものを伝え、 基盤としながら、新しいものを創っていくというのはどうでしょうか。

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